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2016年07月06日

第33回 新人漫画賞 グランドチャレンジ 全作品編集長コメント

第33回月マガ新人漫画賞 グランドチャレンジ 編集長のコメント

※敬称略 ※順不同です。このナンバリングは評価の上下を表すものではありません。

  

奨励賞以上の作品

  

1【漫画部門 佳作】『迷える子羊』鴻丸桃李

まさに新星登場! 選考会上でも激賞が相次いだすばらしい作品でした。羊を総べる王となるのは、いったいどちらか? 分かりやすい目標設定をして、王と羊の関係に託したテーマをしっかりと消化しきった点、素晴らしいと思います。あとは、絵の向上、コマ割りなどの読者にとっての読みやすさを追求して、さらに完成度を上げていってください。期待しています!

編集長のコメント
2【漫画部門 佳作】『カットマン!!』塚原ながら

卓球の本場・中国で、宿命の相手と卓球の試合をするという分かりやすいストーリー。敵役のキャラクターにとても存在感があって良かったです。作画レベルも高く、熱い気持ちが伝わってくるスポーツものでしたが、スポーツアクション自体には特徴がなくてやや物足りなかったです。特に、寄りで描くシーンは「何を表現したいのか」を、きっちり決めてほしいです。スピード、破壊力、高さ、などなどですね。そのあたりをもう少し工夫するのが良いかなと思います。

編集長のコメント
3【漫画部門 佳作】『神の辿り人』いなせよう

大変、美しい絵です。そして、幻想的な世界へと迷い込んだ主人公とともに、読者もその中へ引き込まれるように作られており、映像的な快楽が心地よい作品です。お話としてはどこにポイントがあったのかが若干分かりづらい作品ですが、そこにあまりこだわることなく、こういう不思議な世界を描き続けてもらいたいなと思いました。

編集長のコメント
4【漫画部門 特別奨励賞】『マタタビ骨董品店の事件簿』濤川周作

「特殊骨董品」と呼ばれるビンテージ品を鑑定する鑑定士の少年(?)が主人公。スチームパンクな世界観と、画力、画面構成の思いきりの良さなど、絵の面で褒められる点が多い作品です。事件解決物としての構成もちゃんとしています。ただ、ストーリー展開に意外性がそんなになかったのと、キャラクターがあと一歩突き抜けなかったなぁという印象も残りました。自作でさらなる進歩を!

編集長のコメント
5【漫画部門 特別奨励賞】『暗殺JKぁ±Uw』金子黄金

ワルノリが最後まで貫かれていて、とても気持ちよく笑えました。思いきりの良さを買います。設定やキャラクターの関係に、多少古さを感じたので、ノリはそのままで新しさを感じる設定のものを次回作には期待します。

編集長のコメント
6【漫画部門 奨励賞】『DOUBLE PRIDE』佐倉光

最初、主人公(兄)とヒロイン(妹)のコンビで何かを解決する話になるのかなと思って読んでいたのですが、兄が隠していた本性、そして作戦が明かされていくストーリーが、驚きに満ちていて面白かったです。兄の事を心の底で理解している感じの妹のキャラクターも、とても良かったです。絵がアカ抜けると、1つ上に行けます。

編集長のコメント
7【漫画部門 奨励賞】『イケメンに天罰を!』石田万

イケメンがウーパールーパーになっちゃった。という設定です。可愛くて楽しい漫画だなという印象です。「良い事をすればイケメンに戻れる」という設定が出てきた時には、平凡な良い話になっちゃうのかな、と警戒したのですが、最後まで、笑いを取ることにこだわって、油の中に突っ込ませたのシーン、とても良かったです。

編集長のコメント
8【漫画部門 奨励賞】『GOD DESIRE』鈴宮美沙

力作です。死人に満ちた、神によって作られた虚構の街を舞台に繰り広げられるダークファンタジー。画力の高さ、スケールの大きさに好感が持てます。テーマに多少こだわりすぎて、その掘り下げと会話劇に終始しすぎている印象もありますので、もっと自分の画力に自信を持って、見栄えのするアクションを取り入れていった方が良いかもしれません。

編集長のコメント
9【漫画部門 奨励賞】『ゴールドプレイス』一竜輝

作者としては今回、人間とロボット、姉と妹といった関係性や、登場人物の心の内側に重点を置いて描くことに挑戦した作品だと思います。そしてそれはうまく出来ているとは思います。表情なんかも豊かに描けるようになりました。ただストーリー自体は、展開が読めてしまうので、少し物足りない面もあります。

編集長のコメント
10【漫画部門 奨励賞】『BAD FRIEND』宮澤潤一

男女混合バドミントン、という形での試合が描かれているのですが、主人公の男の子がずっと女子をサポートして活躍するという点に新しさがあって面白かったです。絵的にはまだまだ、たくさん描いて上達してほしいですが、きっとうまくなると思います。

編集長のコメント
11【漫画部門 奨励賞】『夜明けの天使』金チャンヒャ

体内でワクチンを作りながら旅をし、戦い続ける主人公という設定。天使のビジュアル的な異様さ、バトルの心地よさ、などの点でポイントの高い作品です。画力も高いですし、早いうちにもっと上の段階へいける力があると思っています。

編集長のコメント
12【漫画部門 奨励賞】『月下の共犯者』櫻井七海

はみ出し者の人間と、生き残りの鬼のコンビの旅を描く話。テーマが非常にしっかりしていて、疎外される者たちの悲哀を完全に描き切っていて、感動させられます。一方、画力はまだ足りません。がんばって上手くなってほしいと思います。

編集長のコメント
13【漫画部門 奨励賞】『Pauli-パウリ―』髙井志織

触れると機械を破壊する能力の女の子、そして機械に満ちた世界。面白そうな世界観で、絵も非常に繊細で綺麗です。ただ、最初の発想の段階でイマジネーションが止まっていて、実際にそういった世界でどういったことが起こるかについての具体的で独自性のある展開が、描けなかったかなという感じです。設定にもっと凝ってほしかったかなと思います。

編集長のコメント
 

  

ショート漫画部門

  

1【ショート漫画部門 佳作】『拝啓 ヨウコさん』榎本さく

とにかく可愛いキャラクターとウブな恋愛模様。武器がシンプルではっきりしているので、こちらも安心して楽しめます。この調子で描いて、女の子も男の子も、絵的な可愛さをさらに磨いてくれればさらに良くなります!

編集長のコメント
 

  

最終選考まで残ったが惜しくも受賞は逃した作品

  

1『マガツカムナキ』黒蜜シンタ

絵に癖があるのはむしろいいことですが、ちょっと雑な部分も多いです。他人にはないイマジネーションで、異能バトルを描き切ってくれているので、期待が持てます。ちゃんと丁寧に読むと設定は分かりやすいのですが、コマ割りやセリフなど、それを他者に読みやすく分かりやすく伝える工夫が少し足りないので、気を遣ってみてください。

編集長のコメント
2『INNOCENT GIRL』meraki

ビッチな天使と、優しい悪魔のキャラクターがそれぞれ魅力的です。キャラクターデザインの研究と、Hなシーンを描くときのシチュエーションや絵の描き方に工夫を加えて、もっともっと読者をメロメロに出来るような作者になってほしいです。

編集長のコメント
3『1%の愛~感情認識装置の暴走』秋之茜

異能を持った学生二人のキャラクターと設定は面白そうなのですが、設定の説明が長い分だけ、キャラクターを読者に好きになってもらえるようなエピソードを組み込めなかった感じを受けます。最後まで読み終わった時に、話が理解できた、というだけではなく、キャラクターに対するリスペクトが読者に残るように作れるといいですね。

編集長のコメント
4『BREAKER』菅野美紀

闇で覆われた世界と、そこで頻発する「脱落者」による事件。設定がとても面白く、エピソードも悲しみに満ちた、良いお話でした。ただ、この世界観と異様な事件を描くには、絵柄がさっぱりし過ぎて物足りなかった印象は残りました。

編集長のコメント
5『犬が西向きゃ猿は東』服部嘉幸

侍と山伏、ライバル関係にある二人のやり取りは、それぞれのキャラクターの魅力をうまく引き出していて、とても良いと思います。化け物退治のアクションや、二人の戦闘能力を描き切ることはまだ出来ていないので、絵的な面での向上が必要かなと思いました。

編集長のコメント
6『花谷さんのさよなら』平石桃助

抽象的で哲学的な会話と、それを語る花谷さんの魅力、どちらも良かったです。不思議な世界観の中に浸ること自体がエンタメになりえますので、こういった作品も歓迎です。読者の裾野を広げるためには、リアルな世界との接点をもう少し広げて、現実的なエピソードもうまく組み込めると良いなと思います。

編集長のコメント
7『ステージへようこそ。』遠藤佐助

基本的な画力がとても高い作者だと思います。キャラクターの表情もとても良いですし、1コマ1コマ見ていくと、面白い構図で描くなぁと感心させられます。ただ、読者を意識した「読みやすさ」を次の作品では考えて描いてほしいと思います。ページ全体に力が入りすぎていて、どれが重要なコマで、いったい何が今起きているのかが把握しづらかったです。

編集長のコメント
8『願妄少女』秋元一志

恐怖、狂気といった感情を描くのが上手いです。演出も上手いです。新人賞としては、内容がストレートなホラーすぎて、先の展開やびっくりさせるタイミングとかが読めてしまうのが難ありですが、漫画としての表現力は以前の数作に比べ、とても上がっています。次はデビューへ向けて、オリジナリティのある勝負作を作ってみてはいかがでしょうか。

編集長のコメント
9『ケーキ屋さんのあくまさん』都田都

あくまさんがキャラクター的に、すごく可愛いです。悪魔ですが、属性的にはいわゆる『小悪魔』ですね。彼女の魅力がもっとたくさん見れるように、構成を工夫したり、エピソードを増量できればもっと良かったかなと思います。あと、あくまさん以外の「絵」がまだ雑なので、全体的に画力の向上は必要ですね。

編集長のコメント
 

  

その他の応募作品

  

1『BANKROBBER』『新人類ハルキ(ネーム原作)』石岡友規

前者は西部劇の作品で、南北戦争以後、銀行強盗に身をやつした二人が再び相まみえるまでを描いていて、セリフ回しや二人の間に漂う緊迫した空気など、とても良かったです。世界観が武器になる作品なので、こういう作品はペンだけで描かずにトーンなども必要に応じて使って、画面の美しさを磨いてほしいです。後者はネーム原作ですが、科学的な部分か、子供同士の世界か、どこに重点を置いた作品か分かりづらかったです。ネーム原作で応募する場合は、どこが作品の強みか、より分かりやすく作ることを意識してください。

編集長のコメント
2『お父さん 娘さんを僕にください。』『極めろ!FW部』『もも組』ちあきまさひろ

どのショートも、とても面白く、ネタの切れ味が素晴らしかったです。最終選考に残ってもおかしくない作品群でした。この切れ味で、主人公が突出してキャラクターが立っているような作品を作れれば、デビューも近いかもしれません。

編集長のコメント
3『蒼十字救助隊 首都圏コウガイ事情』浅井ツグヒコ

ロボットで地域の害虫を退治しに行く、近未来お仕事もの。読みやすく、お話もきれいに最後までまとまっています。ただ、ロボットやキャラクターの絵柄に多少古さを感じるのと、企画として少し小さくまとまっちゃってるかなという印象を受けました。情報部分も含めて、もう少し読者の興味を強く引ける部分を作って欲しかったです。

編集長のコメント
4『リカバリングデッド(ネーム原作)』佐藤秀和

途中まですごく面白かったです。初期設定の、ゾンビの支配する町で治療薬を持った主人公が、自分の気に入った人間だけ、ゾンビから人間に戻して自分の王国を作るという発想が、独特でとても面白いです。女の子が蘇ってから、普通のゾンビもののように逃げるだけになってしまいましたが、最初の設定をうまく使った展開をもう少し見たかったです。

編集長のコメント
5『エピック オブ メタル ダークエイジ』原作/西川富之 漫画/原慎治

非常に力作ですが、絵の濃さが、少しやりすぎ感があります。密度のあまりに高すぎる画面は、何が起きているか読者に分かりづらくしてしまう時がありますので、要注意です。あと注意してほしいのは、キャラクターの表情があまりうまく描けていない印象です。内容的にも登場人物の気持ちの熱さが出る作品ですので、そこを描けるようになってほしいです。

編集長のコメント
6『アダマントの女神』桐生琥珀

ラストのメタなオチは、意欲的で挑戦的でとても良いと思います。思いますが、効果的かどうかでいうと、この場合、あまり効果的ではなかったかもしれません。なぜなら、作品自体がとても泣ける話として完成度が高かったからです。弱点はお分かりだと思いますが、画力です。まずはキャラクターの造型からうまくなれるように頑張りましょう。

編集長のコメント
7『アプリ イストリア』宇田川珠利

魔女と人間の愛憎劇。耽美な画風とキャラクターが魅力的です。少年漫画的には、ここまで心の深いところの歪みまで反映した恋愛物は相性が悪いので、むしろ人間関係がここまで堕ちる前の青春期のドラマの方を読みたかった気もします。

編集長のコメント
8『昔ばなし~昔ばなしはリンクする~』六部一智久

色んな昔話をラストでまとめあげた力は、素直にすごいなと思いました。途中の展開に多少無理があったのと、画面が少しごちゃごちゃしていたので、読みづらいところがありました。この作品は、本当に試み自体は面白いのですが、試み優先になりすぎていて、中で展開されているネタ一つ一つについては、そこまで笑えるほどではなかったので、次回作に期待したいです。

編集長のコメント
9『天獄』加藤広大

全編バトルで、潔い作品だなあという印象です。バトルアクションについていうと、効果線を多用して、スピード感をとにかく表現しようと頑張っていて、そこは良い点です。ただ打撃の重さの表現や、筋肉の動きの描き方など、まだまだリアルを感じさせるためには絵的に工夫しないといけないところも多いなと感じました。

編集長のコメント
10『信長信伝(ネーム原作)』緒川千恵

信長のもとに、数奇な運命で影武者となって仕えることになった少年の物語。ネームが途中までなので、何とも言えないところもありますが、今のところは既存の類似作品と設定がほぼ一緒なので、企画のオリジナリティには少し欠けます。ネーム原作では、やはり発想のオリジナリティが重要視されますので、その点を頭に入れて次回作に臨んでほしいです。

編集長のコメント
11『魔断のゲイル』田中佑樹

バトルファンタジーですが、クリーチャーとバトルのスケールの大きさと、その描きっぷりがとても良かったです。お話自体も、善悪がはっきりしていて分かりやすいので、読みやすかったですし、あとはキャラクターの造型がしっかり描けるようになれば良いなと思いました。

編集長のコメント
12『四神白狐の悩み~四神の品格~』横田美穂

四神それぞれのキャラクター性が、短い中でもそれぞれ垣間見えて面白かったです。キャラの設定紹介だけで終わってしまうので、もう少し日常ネタが見たかったです。さすがにボリューム不足。

編集長のコメント
13『SMUGGLER』山口大登

設定とキャラクターの人間関係が少し分かりづらいのと、キャラクターの造型を含めた絵の拙さがまだありますが、演出、コマ割りのメジャー感などに将来性をすごく感じます。「親を殺しにいかない?」という目的を最後にさらっと主人公たちに言わせるあたり、発想にオリジナリティがあって良かったです。

編集長のコメント
14『魔法使いの指揮者(ネーム原作)』笹吉勇気

うさぎの恰好をしたキャラクターたちの会話劇。ネーム原作での応募ですが、この作品に託されたテーマは重いものなので、世界観をしっかりと理解したうえで描ける人がいないと、なかなか実現が難しい種類の作品です。出来れば自分で絵にして漫画として応募してもらえればと思います。

編集長のコメント
15『鬼瓦家の長女さん』岡綾音

5人の男兄弟がいる中で、家の中を一人切り盛りする長女さんのお話。ホームコメディとして楽しいし、長女をいじるやり方に、それぞれの兄弟の特徴が出ていて面白いです。絵柄がもう少し柔らかくなってきたら、画面を通して温かみなども感じられ、なお良かったかなと思います。

編集長のコメント
16『描人不知(ネーム原作)』望坂朔良

漫画家の主人公と自分の作品から3次元に現われたキャラクター。漫画家さんにとっての悩みがテーマで、そこに関してはとても良く描けています。一方で、それに終始してしまって、一般読者はどこに興味を持っていいか迷ってしまう所もあると思います。ネーム原作ということもあり、企画自体に一般読者を引き込めるアイデアが欲しい所なので、もう一ひねりしてほしかった所です。

編集長のコメント
17『White Ash』中野雄介

スタイリッシュな作風と画力の高さが魅力の作品です。上手なのですが、説明不足な点もあって、読み切りとしては何が起きていたのかは最低限、最後に理解できるようにしておいてほしかったかなと思いました。あと画力は高いのですが、画面が白すぎるのも良くないので、もう少しベタやトーンの使い方を考えてみてはいかがでしょう。

編集長のコメント
18『ヘイトゲン(ネーム原作)』本田友寿

平家の時代、牛若丸と弁慶、そして陰陽師と妖魔たち。要素がてんこ盛りなのは、豪華で良いのですが、どの要素もきちんと描こうとしすぎでページをいたずらに使ってしまっている感じがします。1Pに10コマ以上のページもありますので、実際に漫画にすると今のページの倍はかかってしまうような作品です。ネーム原作ということもあって、もう少しメインの楽しみどころがはっきり分かるように絞り込んだ方が良いかと思います。

編集長のコメント
19『祓人-はらいびと-(ネーム原作)』佐久間ワタル

キャラクターのまっすぐな感じが好印象です。話もストレートで、コマ割りも分かりやすく読みやすかったです。漫画のネームとしてはよく出来ているのですが、原作としての個性の方は少し足りないかなと思います。展開、設定、キャラクターの性格など、ここが普通の漫画と違う!というポイントを意識して次は作ってほしいです。

編集長のコメント
20『回収機構Re:カバリー(ネーム原作)』上田夏希

キャラクターの設定が「自殺してしまった人」と「自殺しようとしている人」のコンビと言うのが一番面白いところで、これをうまく生かした作品になっていると思います。ストーリーと、回収側の能力設定などが普通すぎたので、キャラ設定以外に、もう1アイデアあれば、もっと面白い作品になったと思います。

編集長のコメント
21『Losing Game(ネーム原作)』富永エル

SF的な学校の設定や、キャラクター自体は面白そうなのですが、襲う側、襲われる側の事情がきちんとエピソード化されていないので、なぜこういう展開になったのか把握しづらいです。能力的な部分も、ネームとはいえもう少し分かりやすく描いてくれると良かったかなと思います。

編集長のコメント
22『メイド made 冥土(ネーム原作)』増田ひさし

初期設定は面白かったです。人間財宝として延々と生きなくてはいけない運命の男と、その男が自らを殺すために作ったメイドロボット。途中まで、先が読めなくてワクワクしながら読みました。ただ、もう少しこの設定からにじみ出ている、不死の哀しさやメイドロボットの心などのテーマ面に踏み込んで描いてほしかったかなという感想も残りました。

編集長のコメント
23『方士睡蓮(ネーム原作)』長尾早織

とにかくミニマムな神様が可愛い作品です。ファンタジーだからと言ってスケールの大きいことが起きるわけでなく、ただほのぼのとした気持ちにさせてくれます。読みやすくて心地良いネームでしたが、この作品には企画として尖った部分があるわけではないので、自分の絵で世界観まで表現した方が良いのかなという感想を持ちました。

編集長のコメント
24『安藤少年の恋愛的推理(ネーム原作)』山田熊光

推理ネタに関しては、面白いなあと思いました。安藤少年のキャラも良かったです。惜しいなと思ったのは、事件があまり大きくならないというか、親と子が多少もめるぐらいの話だと、あとあとの推理があまり効果的ではないという点。同じネタでも、もっと事件を大きく膨らませて見せることが出来たのではないかなと思います。

編集長のコメント
25『不合格な星よ(ネーム原作)』廖芳儀

地球を生かすか殺すか、やってきた異星人が1日かけて審判をくだすというスタートには、ワクワクさせられます。しかし色んな立場の新キャラが出てきて、自分の立場を説明し、また他のキャラが出てくるという繰り返しで、会話が延々と続くのは退屈な印象を持ちました。読者を裏切る展開を、新キャラ登場に頼らず、作れるようにしてほしいかなと思いました。

編集長のコメント
26『口裂け男あぐりさん(ネーム原作)』須川奏己

モノノケにして、廃墟管理人という主人公の設定がとても興味をそそられますが、話が進むにつれ、ライトなキャラコメディになってしまうのが残念です。最初の設定をもっと掘り下げて、面白い能力や事件を考えてほしかったなという印象です。

編集長のコメント
27『少年ハンターゴハンと雲の都』『空飛ぶじゅうたん』(ともにネーム原作)くぼみにねこ

前者は、話の初期設定から一歩も前に進まないうちに終わってしまい、楽しむ余地が少なかったです。後者は、オチ一発のギャグ漫画ですので、ツボに入る人がどれくらいいるかなと思いました。

編集長のコメント
28『変わる世界と終わらない日々(ネーム原作)』大田朋

相沢兄妹のキャラ、いじめられっこの主人公、能力者撲滅組織など、人間関係と世界観の設定はとても良くできていて面白かったです。あとは、能力の設定ですね。これがもっと凝って作れていれば、最終選考には残れたのではないかと思います。

編集長のコメント
29『Next(ネーム原作)』岡慎吾

生体兵器を開発した近未来の日本が舞台ということは分かるのですが、ネームに出てくる登場人物などの区別がつかないくらい絵の粗いネームになってしまっています。漫画家さんに、絵にしてもらうためのネーム原作ですから、誰が誰で、何が起きているか区別できるように丁寧に描くように心がけるのが良いかと思います。

編集長のコメント
30『Double Hearts(ネーム原作)』有長裕貴

心を持ったアンドロイドによって、逆に人間が支配されるというストーリーは目新しいものではないので、もう1ひねり、何かアイデアを足してほしいなと思いました。ヒロインへの主人公の想いはよく伝わってきました。

編集長のコメント
32『Beat end of the World(ネーム原作)』中原嘉

ゾンビに支配された日本と、それを駆逐するために編成された部隊で、初の戦いに挑む主人公。部隊の中の人間模様などは面白かったのですが、作品の肝になるのはゾンビとの戦いやパワードスーツの能力だと思うので、漫画家さん次第のネーム原作になってしまっているのが、弱い所だなと思いました。

編集長のコメント
33『マリッジ・メイド(ネーム原作)』高原岳竜

ウェディング・プランナーのお仕事もの漫画でした。他人とは変わった企画、切り口で、ネーム原作としてはふさわしいものだなと思って読みました。内容は、まだ「お仕事紹介」ぐらいで終わっている感じで、その仕事をやっている人が「仕事のどこにプライドを持っているか」が、もっと読者に伝わるように話を深めてほしいなと感じました。

編集長のコメント
34『キャナック(ネーム原作)』都竹一

神を殺す力を持つ「キャナック」。そのキャナック同士の戦い。登場人物は、生き生きと動いていて良かったです。キャナックの能力やキャナック同士のバトルが、漫画家さんの絵だのみなのが、ネーム原作としては少し残念だなと思います。戦いのシステムにアイデアがあれば、もっと良くなると思います。

編集長のコメント
35『ルシファー(ネーム原作)』大川好弘

事故死して、死後の世界に飛ばされた主人公。そこで待ち受けるものは‥‥という出だしで、面白そうだなとワクワクしましたが、死後の世界で起きる事件や出来事にまとまりがなかったので、どういう話かが途中で分からなくなってしまいます。なぜ主人公は死後の世界に飛ばされなくてはならなかったのか、どうやれば本当に戻れるのか、そこまでしっかり書いてほしいなと思いました。

編集長のコメント
36『ザ・ワースト・デイ』『銀毛神』『Tribe』(すべてネーム原作)なかせのりゆき

動物の生態や習性をベースに描かれた漫画。1本目はコメディタッチで、3本目は狼の群れの成り立ちを描写しているのですが、ただ動物の日々の暮らしを漫然と描くだけでは読者を引き込むことはできません。たとえば「食」「味」などに着目したり、「性」に焦点を当ててみたり、何か切り口を作ってほしいと思いました。そういう意味で、2本目は、動物の犠牲になった娘の仇を討つ猟師の話で、これが一番良かったかなと思います。

編集長のコメント
37『リトルナイツ・プリンセス(ネーム原作)』渡部菜津美

王国を留守にした王様を裏切って、大臣がクーデーターを起こした。逃走中の姫と、それを追う大臣の一派。そこは現われたのは、王国騎士志願の少年。王道の少年漫画的なヒーロー要素をきちんと押さえた作品。一方で、展開がある程度読めてしまうのが残念な印象。ラストの「王様がリスでした」というのは面白かったです。

編集長のコメント
38『良心がゆく』坪谷晃

愛、友情、お金、世の中の理不尽など、難解なテーマをシュールに扱っている作品です。話の展開がさすがに早すぎて、断片的にしか言いたいことが伝わらないのがネックですね。もう少し作品の展開スピードを落ち着かせて、一つのテーマに絞って掘り下げるようにしたほうが良いかもしれません。

編集長のコメント
39『ドラゴンナイト(ネーム原作)』でぶりん

世界の滅亡の日が近づいたので、政府は人類をゲームの世界に避難させることにした、という導入はかなり面白かったです。主人公がゲーム世界に行って、ドラゴンナイトとして戦い始めてからは、普通の異世界転生ものになってしまい、最初の設定があまり活きていないのが残念でした。

編集長のコメント
40『カラッシュ!!(ネーム原作)』土田開

サッカーものの原作ですが、個人プレーを磨いて昇格だけを目指すプロの下部組織で、主人公たちはいかに試合を戦うか、というちょっと変わった視点が面白いです。ただ、結局はチームプレーになってしまうという流れが、普通になってしまって残念です。最初の設定を貫き通すとどうなるか?を、このお話では追求してもらった方が良かったです。

編集長のコメント
41『かさきつね』宮脇理子

ほんわかした作風で、気持ちがなごみました。ただ、化け狐の少年と悪ガキ少年の顔がそっくりで入れ替わって生活するというだけでは、読者がお話を読み進めるだけの興味を生みません。何か、ハラハラドキドキさせる要素と展開を組み込めないでしょうか。絵のテイストも含めた、宮脇さんがお持ちの世界観には今後も期待しています。

編集長のコメント
42『鬼花』柚木崎弘樹

心優しい鬼と、それを使役する少女陰陽師のパートナーシップを描くという設定には、ぐっときました。二人の過去についてのエピソードが多少説明不足なので、泣かせるシーンが不完全燃焼に感じてしまうのと、絵がまだ粗くバトルシーンの迫力がイマイチなので、そこを磨いてぜひ再挑戦してください。

編集長のコメント
43『天使のはしご』菅野美紀

画家を目指していた兄弟。弟に超えられてしまった腹いせに起こした兄の行為が最悪の事態を招き、弟は二度と絵筆を持てない右腕に。つかみはとても良く出来ていて、引き込まれますが、つかみのエピソードが重い分、主人公がそれを超える答えを出せているかどうかというとちょっと疑問が残りました。絵は丁寧で瑞々しいので、次の作品にも期待しています。

編集長のコメント
44『失墜の予言者』金指剛

この作品の中に出てくる設定で一番面白かったのは「フリーエネルギー」の概念と、それを使った近未来社会をきちんと描いているところです。SF的にマジメな部分が面白いのですが、バトルや敵の存在についての設定になると、とたんに宇宙ヒーロー特撮もののように子供っぽくなるので、作品として方向性をもう少しストイックに決めた方が良かったのではないかな、という印象を受けます。

編集長のコメント
45『偃武(ネーム原作)』萩原裕晃

戦国と言う乱世が終わって、各地に残された戦うしか生きがいのない化け物たち。それを倒すために組織された「偃武」のメンバー。設定は魅力的です。キャラクターも良かったです。ただ、バトルの面白さがアイデアに欠けるので、そこを一ひねりしてほしかったです。

編集長のコメント
46『戦国の羅刹』川村美津江

戦国時代があと500年続いて、現代になっていたら、という設定で始まる作品。まさにその設定が一番面白いのですが、設定を生かしきれてないというか、発展した科学を使って戦いを繰り広げる戦国大名たちが見たかったなあという感想です。今のままでは、時代を超越した設定を、つかみにつかっただけで、後は普通の忍者アクションものみたいな印象になってしまっています。

編集長のコメント
47『金メダルはいらない!』たぐちやすひろ

アマレスで娘に金メダルを取らせることしか考えてない父親と、プロレスラーになりたい夢を秘めていた娘。その二人がリングで対決というお話。設定自体は面白いのですが、娘と父親が対決するシーンがちょっと長すぎる印象です。もう少し父娘のそれぞれの想いを、リング外でしっかり描いてほしかったです。

編集長のコメント
48『善く戦に勝つ者は争わず』鈴木孝生

あっという間に終わってしまい、少し言葉足らず、物語足らずな印象を受けます。パシリのいじめられっ子の男の子が、好きな女の子のために勇気をふりしぼって、初めて反抗する物語ですが、猫にもらった能力が果たして必要だったのか。もしこういうギミックを使うのであれば、発動条件などをもう少し考えて面白いアイデアにしてほしかったなという印象です。

編集長のコメント
49『人狼境街』相原シンジ

クリーチャーを中心に絵は上手いですし、いい意味でハッタリ感のあるコマ割りが出来ている所が好印象です。人狼という敵の設定が、能力的な部分でもう少しはっきり分かると戦いがもっと魅力的に読めたかなと思います。主人公二人の関係性はとても良かったです。

編集長のコメント
50『人斬り金次郎』前原周平

渋い設定ですが、この主人公の人斬りはカッコいいです。金のためならだれでも斬るという設定の裏側にあるエピソードまで、ちゃんと描いてほしかったなと思います。絵がまだ未熟で、時代劇の殺陣を描く力が不十分ですが、この世界が好きならば、たくさん描いて上達してほしいなと思います。

編集長のコメント
51『ヨルダ』『フェアリー』『ワークスコア』鎌田洋祐

おそらく作者としてはイメージしたシーンを最後に描ければ、それで終了なのかもしれませんが、あまりに短いページで唐突に終わってしまって、読者としては楽しむ余地が少なすぎるなあと感じます。ストーリーを作れということではなく、少なくとも世界観が伝わるように描いてほしいなと思います。

編集長のコメント
52『ナポリを見てから死ね』酒井康陽

ナポリの街は死後の世界と繋がっているというフレーズと、そこからイメージできる世界観は大変魅力的だなと思いました。願わくば、そのイメージに乗っかって幽霊退治ものを作ってほしかったですが、霊退治のエピソードが普通だったのが残念です。あとは、イタリアの街を再現できる画力をつけるために精進してほしいです。

編集長のコメント
53『フィフティィィィ番子ォォォォ!!(ネーム原作)』メソンダ・モンズラー

番子のキャラクターは良いです。15年眠っていて復活したスケバンの女の子が、15年後の世代の子たちのノリの中で何を言うのか、どう行動するのか、という設定も面白いと思います。もうちょっと現代の子との心の交流とかも見たかったですが、最終的にスケバンの力技ばかり目立ってしまったのが残念な点です。ラストのもう1回15年眠っちゃうというのは意表をついてて良かったです。

編集長のコメント
54『ECO(ネーム原作)』西山晃平

ゴミを食べるECOロボットと、完全リサイクル社会についての関係が、SF的に非常に面白い設定でした。ただ、その設定を組み込んだ全体の世界観が、まったく分からないのが、もどかしかったです。展開は、いったい誰が本当の敵なのか分からないように話を運ぶことを意識して作られていて、そこはとても良かったです。

編集長のコメント
55『女子剣道部のマネージャー、なります!(ネーム原作)』山本雅史

キャラクターものとして読むと、かなり面白いです。兄妹の関係性もそれぞれの性格も立っていて良かったです。また剣道部の面々も同様でした。スポーツものとはいえ、キャラクターが会話しているシーンが一番魅力的だったので、漫画家を立ててスポーツシーンを魅力的に描いてもらうよりも、一度これは自分で描いてみてほしいなと思いました。

編集長のコメント
56『BOX(ネーム原作)』志村裕一郎

ネームなのか下書きなのか、判別できなかったです。互いを互いの色に染めようと戦う二人の人物。基本、二人が語り合いながら戦うだけなのですが、シーンの見せ方やコマ割りには思いきりがあって好印象です。ただ、下書き(?)を拝見するに、画力も高そうなので、ご自分で描いてみた方が良いのではと思ったのと、戦いに入るまでが長すぎるので少し構成力を身に付けた方が良いなと思いました。

編集長のコメント
57『深怪のファントム(ネーム原作)』どろ

漫画としての形がとても整っていて、読みやすさという点では、新人賞ばなれした作品でした。兄と妹の関係も、ネクロマンサーの戦士も、キャラクターが生き生きしていて良かったです。ただ、この作品には突出した個性のようなものが欠けています。エピソードなのか設定なのか、はたまたテーマか、どこかにこちらを驚かせるような発想が入っていれば、ネームとしては申し分なかったと思います。画力に自信があれば、このネームを自分で描いてみて、その個性を「絵の力」に託すのもありかなと思います。

編集長のコメント
58『メガネ・パンク(ネーム原作)』梅津梅吉

メガネの優等生と、パンクがやりたい転校生のコンビが、学校の中で自分たちの正義を見つける青春ストーリー。キャラクターと主役二人の関係性からは、青春漫画の切ない感じがうまく出せていると思います。話の展開が学校側との確執で、それが主人公側の勝利に転がっていくプロセスに、それほど目新しさはなかったので、ネーム原作としてはそこを頑張ってほしいところです。予定調和だなと思われると、そこで話としてはおしまいですので、常に読者の予想を裏切る展開を心掛けてください。

編集長のコメント
59『GROW UP W(ネーム原作)』裏田神平

植物の力を体に宿して生活している人類。そして環境を脅かす害虫・毒草などの化け物と戦う組織「プラネット」。この作品は、二人の少年の友情ものとして読むとストレートで気持ち良く読めますが、世界観の方がまだ中途半端で植物はモチーフになっているだけで、能力設定などにうまくギミックとして応用できてないと思います。どちらかというと後者をメインに読ませた方が、作品に個性が出ますので、もう一ひねりほしかったところです。

編集長のコメント
60『雛は生き返らなかった』『蛾』『穴を掘る老人』山縣誠二

命をテーマにした、暗いがどこか胸を締め付けられるようなお話群。テーマだけを突き付けてくる作風で、それがこの作品の良いところだと思います。ただ、まだこれらのテーマを深く読者の印象に残すための技術が足りておらず、画力・演出力などをさらに磨くことが大事になってくると思います。

編集長のコメント
61『ヴィジュアル革命』波丘煌生

ヴィジュアル系バンドに入りたいという少年の青春期をそのまま描いた作品。そのまま描くことでじんわりとくる笑いを狙ったのだとは思います。ただ、展開のスピードが中途半端なところがあり、もっともっとスピード上げて波乱万丈なトンデモ展開感を出した方がウケるのではないかという気がします。

編集長のコメント
62『MISSION W.C.(ネーム原作)』山上浩平

トイレに行って用を足したいために、何とか教室を脱出しようとする主人公のギャグ漫画。先生たちの妨害などを切り抜け、女子が止めるのも振り払い‥‥、展開が短いなかにもネタがギュッと詰まっていて面白かったです。ただ、この作品は他人が世界観を共有して描くようなものではないと思うので、何とか自分で漫画にしてほしいです。

編集長のコメント
63『チャーリー』成瀬梨々

チャーリー人形。持つとポジティブになれるという人形。まるで都市伝説のような話と、そこに取り込まれまいとするネガティブな少年。どちらが正しい、いやどちらも正しい?それともどちらも間違っている? 不思議な作品世界に誘われます。終わり方が中途半端すぎるのと、犠牲者が結局出ないまま終わることで、盛り上がりに欠けます。ただ、テーマの掘り下げ、心のえぐり方は本当にすごかったので、次回作にとても期待してます。

編集長のコメント
64『ラストクロス』ショー西崎

母親とグレた息子の関係をテーマに、切ない話が続き、泣けてきます。エピソードをとてもよく練って作っているという印象です。話の内容が多少大人向けなのと、少年漫画の絵柄としては少し古い感じがするのがネックですので、同じような作風で勝負するのであれば、青年誌の方が向いているかもしれません。

編集長のコメント
65『フライトディスタンス・ワンダフルデイズ』ひがしえん

非常に丁寧な作画で、絵の力も高く、この点では新人賞レベルではなく、デビューできるレベルにあります。キャラクターの表情や、コミカルさの演出など、表現力も高かったです。ただ、いま一つ作品が面白くならないのは、ストーリーと設定にアイデアが不足しているせいです。電撃が使えるという少年・羽田については、、まず能力設定がありふれていて、弱点設定も「友人の存在」という、何とかなりそうなものだったりするので、このままでは彼の戦いの先行きに読者的にはドキドキを覚えないです。敵との戦いがどうなるか、がメインのストーリーではないのだとすると、新聞部の女の子との関係の進展などをうまく物語仕立てにしてほしいのですが、この点も特にないまま終わってしまうので、肩透かしな感じを受けます。まず最初のキャラクターの設定で、どうやって読者を食いつかせるか、そのあとはストーリーの展開でどうやって読者の裏をついて話の中に引き込んでいくか、をプロット段階でよく考えることが必要だと思います。非常に高い画力を持ってますので、期待します。

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