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新人賞/アシスタント募集

2016年05月06日

第33回 月刊少年マガジン・マガジンR 新人漫画賞 グランドチャレンジ入賞者発表

第33回 月マガ&マガジンR新人漫画賞 グランドチャレンジ史上初の佳作4本&特別奨励賞2本!!!!!
〈漫画部門〉佳作3本+特別奨励賞2本+奨励賞8本〈ショート漫画部門〉佳作1本〈ネーム部門〉なし
特別審査委員 総評
八神ひろき先生
総評

今回も受賞作の殆どはファンタジーでした。自分も投稿時代はファンタジーやスペースオペラばかり描いていたので気持ちはとても分かります。ただファンタジーを描く人によく見られるのですが、お話がデカ過ぎます。国の成り立ちから個人の心情まで追うなんて、短編として描くのは至難の業です。もっと短編向きの話を考えるという事が必要だと思います。そして、毎回選評に書くのですが‥ファンタジーもの、スポーツもの、恋愛もの‥この「~もの」というのはあくまでも題材であってテーマではないという事。その舞台を通して読者に何を伝えたいのか? ここを一番大切にしてください。偉そうな事は言えませんが、私の『DEAR BOYS』なら‥バスケを通して描かれる仲間の大切さ、そして諦めず頑張る事‥これがテーマにあたる部分だと思います。根本的な部分なので、次の作品からはしっかり考えて創ってください。

総評
川三番地先生
総評

人と関わり合いを持って描いてほしい。応募作品の大半は作り物のような感じなんです。自分に都合のいいキャラとストーリーにはめ込む。それでリアリティが欠けている感じがします。人と関わって、人はこう思う、こう反応する、喜びや悲しみは? 成功、失敗、かっこいい、カッコ悪い、全部、生身の人間から感受してマンガに叩きつけてほしい。だからウソが無くなります。違和感も無くなる。何故かというと、マンガは設定も大事なんですが、人のあり方、人間を描く方がもっと大事なんです。読む人は「人間」です。その人より劣った話(話は人間関係が主です)、ウソ、キレイ事、「え?勝利ってこんな簡単に取れる訳ないじゃん!」と思われたら負けです。マンガにかけちゃ、読む人より優れている場所にいるのがマンガ家です。自分本位で勝手に作話しない。読む人の上に立ってください。

総評
特別審査委員 総評
本誌 林田編集長 審査副委員長 マガジンRチーフ
〈漫画部門〉
佳作 賞金 合計40万円 佳作30万円+林田編集長特別賞3万円+マガジンRチーフ特別賞3万円+ベスト題材賞1万円+初投稿賞3万円+賞状
「迷える子羊」鴻丸桃李(20)神奈川県 51P
あらすじ

羊の民が住む世界に生まれた二人の子供、ミケルとマイラ。羊を統べる王となる“力”を持つ二人は、たった一つの王座をかけて決闘を行う。王と羊の大きな身分の隔たりから、民や母親から疎外感を感じ続けてきた子供たちは、戦いの果てに世界をどう導くのか――?


八神ひろき先生のコメント

まず最初に、短編として描くにはお話が壮大すぎだと思います。そのせいか、キャラ達の感情を表す言葉が、話を説明する為のセリフになってしまっています。作者の中では伝えたい事は大きくまとまっているのだと思いますが、読者にとっては延々と説明を聞かされてる感じで置いてきぼり状態‥‥。これでは何も伝わってきません。せっかく、とても魅力的な絵を描けているのですから勿体無いです。雰囲気があり見せ場の絵などはとても気持ちがこもっていて素晴らしいのですが、所々雑になる時があるかな‥‥。メリハリをつけるのと雑になるのは別物なので気をつけて。でも、とにかく20歳でこんなに描けるのですから驚きでした。これからがとても楽しみです!

八神ひろき先生のコメント

川三番地先生のコメント

佳作という評価の単純な意味を考えてこれから精進してほしい。言いたい事を言い続けて物語は終わっています。大量のセリフにいらないものは無かったか? 読み手が感銘する、読んで良かったと感じるところ、夢をもらったと心を動かす「力」を持つところは大切です。いいセリフがいっぱいありました。心に響きました。ただ主人公が母と子のあり方を、まわりのウワサを否定し正当化させただけで、自分が本当に母から感じた「この想いはかけがえのないもの」という根幹となるシーンが無いことで、後々のセリフすべてが主人公じゃなく、作者が語っている…と思えてなりませんでした。世界観は良かったです。ただマンガにして下さい。

川三番地先生のコメント

林田編集長のコメント

1P目でほぼ世界観を説明し、その後の展開を予感させるつかみ力。「羊飼い」と「王」という相反する概念をうまく取り合わせ、活きたセリフを随所に駆使して、バトルから人間ドラマまで描き切ったたことに大拍手!

林田編集長のコメント
林田編集長特別賞 ヒロインは宿敵にして仲間。この難しい設定を描き切れる実力に脱帽。マガジンRチーフ特別賞 強いメッセージ性にKOされました。天性のハードパンチャー現る! 「マガジンR」第4号(6月20日発売)に掲載!!!
佳作 賞金30万円+原稿用紙500枚+賞状
「カットマン!!」塚原ながら(23)岐阜県 59P
あらすじ

卓球少年・鬼頭卓史の野望は、世界的な選手の父を倒した中国の天才少年・張龍翔にリベンジすること。父と同じカットマン(守備特化型)として成長した卓史は、招待された中国で、ついに張と邂逅。世界ランク1位に上り詰めた張に戦いを挑むが‥‥!?


八神ひろき先生のコメント

とても面白かったです。テンポが良くて話がどんどん進んでいくのに、読者もしっかり引き付ける事に成功してます。勢いのある絵なんだけど、その反面時々粗くなる事があるから丁寧に。ただし、この激しい絵だからこそ醸し出されているハンパない熱量が損なわれないように気を付けてね。キレイにまとまってしまったら、あなたの魅力がなくなってしまうから。日本人の男が一番涙腺崩壊してしまう、おやじを目標にしてそれを乗り越えて成長していく姿。そして中国という国を背負い卓球をしていく絶対王者の心情を、こんなに短いページで描く事に成功しているし、見せ場への持っていき方や画面は文句なしの迫力でした。たぶん‥前回の作品も私が審査の回だったと思うのですが、凄く頑張ってくれて成長した姿を見れて、本当に嬉しく思います。

八神ひろき先生のコメント

川三番地先生のコメント

作中に流れる独特の間、テンポ、ノリ、ツッコミがすばらしい。主人公のキャラがとてもいい。タフで大きく見えますね。ただライバルは世界一の卓球選手なのに、主人公が切り口を見出し反撃に転じたところ、それにマジに反応し、ひるんで、汗かきすぎでした。威厳を保ちながら主人公の未知の成長を感じつつも強さと深みのある表情がほしかった。それまでは頂点に君臨する魅力がありましたが、「汗」で普通の人に成り下がった感じがします。追い込まれても強いんだという表情、難しいですがトライするべきです。一瞬の表情でストーリーも生き、作品のスゴみを増すでしょう。とはいえ全体に迫力があってとてもよかったです。

川三番地先生のコメント

林田編集長のコメント

塚原さんの十八番、卓球漫画。作画はもうほぼプロの域で、動きの迫力、精妙な描写はさすがです。ただ、父が負けたことへの悔しさや卓球美学に気持ちが乗りにくい所、そしてギャグに笑えない部分が若干の課題です。

林田編集長のコメント
「カットマン!!」塚原ながら(23)岐阜県 59P
佳作 賞金30万円+原稿用紙500枚+賞状
「神の辿り人」いなせよう(24)東京都 52P
あらすじ

東京の病院から山奥の診療所に飛ばされてしまった望月タケルは、鈴の音に呼ばれて分け入った森で、世にも美しい着物姿の女に出逢う。「見つけました。教えて下さい。」そう言って彼女が手を差し出すと、気が遠くなっていき、何故か遠い過去が呼び起こされていく――。


八神ひろき先生のコメント

日本昔話を想起させる雰囲気のプロローグ画面から、吉川さんの言葉によって本編へ吸い込まれるように入っていく、なんともいえない感覚でスタート‥読んでるというよりも映像を見ているような‥‥。セリフ、コマの割り方、そして効果音のタイミングもとても心地よく、読み進めていく度に、何かこの作品世界に自分まで迷い込んだようになってしまいました。説明的部分が殆どないのにもかかわらず、このファンタジー世界になんの違和感もなく‥現実と夢が繋がっているかのような感覚を覚えました。この感覚は作ろうと思っても簡単に作れるものではないと思うので、絵もセリフも演出力も今でも十分だと思いますが、より磨きをかけていってください。楽しみにしています。

八神ひろき先生のコメント

川三番地先生のコメント

絵はスゴく良く描けています。ただどこかで見たような名シーンが全編に散らばっている感じでした。神という設定の扱いも驚くほど小さい。だから神々しくておおげさな部分が多数あります。でもひとつだけスゴいなと思うところがあります。絵です。顔の表情がとても良い。体(ポーズ)も上手い。絵は満点です。ただ、お話はもっと練ってほしかった。特に、神(母)の恋愛を知る旅という、普通の少女か?と思わせたことです。ズバリ、愛・恋を作者がどういうものなのか具体的に出すべきです。そしてそれに共感させるまでが仕事です。「マンガを描く」ということを「読み手を絶対説得してやる!」と置き換えるのも手ですね。自分だけの納得を他人様の納得にも広げてください。

川三番地先生のコメント

林田編集長のコメント

村の診療医の診察風景から入ったのは、ファンタジーにリアルな手触りを与えて大成功しています、全体の品の良い雰囲気にも好感が持てますが、もう少し何か起きてほしかった、少し物足りないな、そんな気もします。

林田編集長のコメント
「神の辿り人」いなせよう(24)東京都 52P
特別奨励賞 賞金20万円+初投稿賞3万円+原稿用紙500枚+賞状
「マタタビ骨董品店の事件簿」濤川周作(23)茨城県 52P
あらすじ

六番街の奥には不思議なお店があります。ようこそ、「マタタビ骨董品店」へ! 新聞の広告を見て、マタタビ骨董品店を訪ねたナンシーは店長と名乗る少年・ヨハンと出会う。ナンシーは家に長年伝わるアンティーク人形の鑑定をヨハンに依頼するが‥‥。


八神ひろき先生のコメント

殆ど説明なく話は展開していくのですが、なんの抵抗もなくこの世界に入っていけました。キャラというよりコマ全体が良いのだと思います。絵には凄くムラがあるのですが、その反面とても引き付けられます。時間がなくて、こうなってしまったのでしょうか? 意図的なのでしょうか? 決め絵や見せ場の絵はとても魅力的でした。今後は最初から最後まで、もう少し丁寧に仕上げてみるように心掛けてください。ただ‥この絵の雰囲気だけは壊さぬように。

八神ひろき先生のコメント

川三番地先生のコメント

設定と絵に独特の魅力があってとてもいいです。導入部から背景の細やかな描き込みは頑張りましたね。それゆえ起承転結の転となる。人形の攻撃シーンの1コマ目も良かった。ですが、その後のシーンは絵にバリエーションが無くて、せっかく盛り上がったのにもったいなかった。それでラストはあっさり決まってしまい消化不良です。マンガ家は、自分の表現は誰よりも優れていたいと思い、こういう箇所は絶対描き切ります。やらないと次の仕事が無くなるからです。さらに!さらに!とやるんです! 全体はとても面白かった。いい作品です。

川三番地先生のコメント

林田編集長のコメント

スチームパンクを思わせる独特の世界観、随所に「好き」ぶりが伝わってきます。止め絵、動きのある絵それぞれに強い印象のあるカットが記憶に残りますが、力を入れたコマと抜いた所の濃度差が少し気になりました。

林田編集長のコメント
「マタタビ骨董品店の事件簿」濤川周作(23)茨城県 52P
特別奨励賞 賞金20万円+川三番地先生特別賞3万円+ベストヒロイン賞1万円+原稿用紙500枚+賞状
「暗殺JKぁ±Uω」金子黄金(26)山口県 49P
あらすじ

ある事故から教え子・雲隠朝日に惚れられてしまった新米教師・雨宿正晴は、彼女から過激なアプローチを受ける。銃弾の雨の中、不法侵入された自宅の中、はたまた大爆発を背景に‥‥って過激にも程があるわ!! それもそのはず、雲隠朝日はJK兼・暗殺者なのだから!!


八神ひろき先生のコメント

画面がとても華やかというか賑やかで、最後まで楽しく読めました。ギャルっぽい言葉やファッション、アイテム‥そしてキャラの表情等、とても楽しんで描いてる感じが読み手にも伝わってきて好感が持てました。アクションシーンも、アクションの絵そのものはまだまだなんですが、アクションのテンポや間の取り方はとても心地良かったです。ただ気になるのは‥暗殺とか、先生とか、ビッチとか、ちょっと某漫画が浮かんでしまうのが‥‥?

八神ひろき先生のコメント

川三番地先生のコメント

1ページ目、明るい女子だけの学級の雰囲気・設定・世界観が伝わったところで、即座に真逆の主人公が現れ壮絶な戦闘シーンへと。驚かせる展開がしっかり決まっていました。先生の「なんなんだー」のセリフどおりだと。以降、セリフと絵がピッタリ決まっているめずらしい作品です(最近はよけいなセリフが多いのです)。絵で魅せる「力」があるので無駄がないんですね。主人公キャラに深みがあります。ストーリーが進んでも喜怒哀楽すべてのシーンに同等の魅力が出せています。全編飽きないのです。これは楽しい作品だ!

川三番地先生のコメント

林田編集長のコメント

いや、楽しませてもらいました。娯楽性という点では今回の白眉でしょう。タイトルで出落ち?という懸念を吹き飛ばしてくれる弾けっぷりに拍手。次回は連載を意識できるくらいの設定とキャラを期待します。

林田編集長のコメント
川三番地先生特別賞 ベストヒロイン賞

奨励賞 賞金15万円+原稿用紙500枚+賞状

「Pauli―パウリ―」髙井志織(19)広島県 45P

「Pauli―パウリ―」髙井志織(19)広島県 45P

林田編集長のコメント

ヒロインの能力と性格、そしてルックスが絶妙のバランスで、「触れるものを壊してしまう」というアイデアが浮いていません。ドラマもさることながらキャラクターを作る能力が高い人。年齢も若く、今後に期待します。

林田編集長のコメント

奨励賞 賞金15万円+初投稿賞3万円+原稿用紙500枚+賞状

「夜明けの天使」金昶孝(25)ソウル 65P

「夜明けの天使」金昶孝(25)ソウル 65P

林田編集長のコメント

韓国ソウル市からの投稿。「天使ウイルス」という発想、天使の造型の不気味さ、いずれも秀逸だと思いました、本題に入るのがやや遅いので、読者を引き込む力が若干不足したのが残念でしたが、重厚な力作でした。

林田編集長のコメント

奨励賞 賞金15万円+初投稿賞3万円+原稿用紙500枚+賞状

「BAD FRIEND」宮澤潤一(20)山梨県 45P

「BAD FRIEND」宮澤潤一(20)山梨県 45P

林田編集長のコメント

人物・背景ともまだ拙さが目立つ画面ですが、バドミントンシーンだけでなく、青春一歩手前のリアルな感覚がきちんと表現されていて、全力を出し切った清々しさが伝わります。たくさん描いて、うまくなってください。

林田編集長のコメント

奨励賞 賞金15万円+ベスト画力賞1万円+初投稿賞3万円+原稿用紙500枚+賞状

「GOD DESIRE」鈴宮美紗(28)大阪府 50P

ベスト画力賞

林田編集長のコメント

基本的な画力の高さにまずは目を引かれますが、登場人物、とくにヒロインの表情の豊かさ、引き出しの多さは素晴らしく、考え抜いてキャラクターを作り、場面ごとに工夫されていることが窺えます。実力を感じます。

林田編集長のコメント

奨励賞 賞金15万円+初投稿賞3万円+原稿用紙500枚+賞状

「月下の共犯者」櫻井七海(19)神奈川県 54P

「月下の共犯者」櫻井七海(19)神奈川県 54P

林田編集長のコメント

率直に申し上げてまだ上手いとは言い難い作画ですが、全体の勢いや若々しさを買います。鬼人ユウキの表情が豊かでいつしか応援したくなる気分にさせられる作品でした。

林田編集長のコメント

奨励賞 賞金15万円+原稿用紙500枚+賞状

「ゴールドプレイス」一竜輝(24)三重県 61P

「ゴールドプレイス」一竜輝(24)三重県 61P

林田編集長のコメント

一竜輝さんは、投稿いただくたびにに着実な成長を感じます。登場するキャラクターのすべてが可愛い。ヘビまで可愛いのは持ち味であり、今後の武器になることでしょう。さらに強力な設定で、ブレイクスルーを期待。

林田編集長のコメント

奨励賞 賞金15万円+八神ひろき先生特別賞3万円+初投稿賞3万円+原稿用紙500枚+賞状

「イケメンに天罰を!」石田万(19)神奈川県 29P

八神ひろき先生特別賞

八神ひろき先生のコメント

とても面白かったです!! 腹抱えて笑かせていただきました。イケメンくんがまさかのウーパールーパーになってる出オチ。そして、これでもかと畳み掛けてくる、いちいち可笑しい毒っ気たっぷりなセリフまわしが、シニカルな笑いに拍車をかけてます。カフカの『変身』同様に、見ている読者に何か考えさせる‥バカバカしいけど実はとても深い内容なのでは‥でもゲスい(笑) 絵は今の感じでも十二分この漫画に合っていて良いと思うのですが、描いていけばもっともっと上手くなる感じがするので頑張って!!

八神ひろき先生のコメント
林田編集長のコメント

ゲスなイケメンがウーパールーパーに変身!というだけの話に見えてめまぐるしい展開。才能を感じます! 好みは分かれるでしょうが、一発の長打力を秘めている作家さんで、個人的には相当笑えて好きな作品でした。

林田編集長のコメント

奨励賞 賞金15万円+ベスト意外性賞1万円+初投稿賞3万円+原稿用紙500枚+賞状

「DOUBLE PRIDE」佐倉光(25)大阪府 31P

ベスト意外性賞

林田編集長のコメント

「意外」の連続、着想に優れた作品です。冒頭を見る限り、まさかこんなスラップスティック展開になろうとは‥。まだまだ構想中の奇想天外なアイデアがあるのではないかと今から楽しみです。

林田編集長のコメント
ショート漫画部門
佳作 賞金20万円+ベストコメディ賞1万円+原稿用紙300枚+賞状
「拝啓ヨウコさん」榎本さく(24)三重県 33P
あらすじ

「なんで宇佐木より噂を信じなきゃいけないんだ」、「(何か好きな物とかってあります?という問いに対して)お前だな」「ちゅーしたいかは分からんが、されたら多分嬉しいぞ」――俺の彼女…人気者で可愛いいヨウコさんの言動は、すごくカッコいいけど少し変わってます…。


八神ひろき先生のコメント

なんかもお‥可愛らしくて、甘酸っぱくて、ほっこり出来る作品でした。ショートならではなのかもしれませんが、八神個人的にはストーリーを繋ぎ合わせてクライマックスのちゅーに向かって盛り上げていく方が、読者の高揚感もあったのでは‥と感じました。あえて、ほのぼのな雰囲気で進めるならショートで良いのかもですが、毎回ヨウコさんの男前のセリフで終わるので後半は飽きてしまうおそれがあります。Web漫画として間を置いて読むなら良いかもしれませんが、まとめて読むにはもう少しひねりが欲しかったかなぁ。でも、絵はもお本当にかわいくて即戦力級だと思います。

八神ひろき先生のコメント

川三番地先生のコメント

こんな女の子が彼女だったら「いいな」と完全に思わされた(笑)。主人公も現代の高校生の「あるある」な悩みを等身大で丁寧に描いていて良かったです。何故、女の子がこんなにカワイイのか考えてみた。セリフに対して表情が逆でした。「大事なこと」を軽いたいしたことなさそうな顔で描き、「軽いこと」を真剣な表情で描く、というギャップが効いて魅力が倍増しています。ツボにはまって楽しかったです。ラストシーンがセリフと顔が初めて一致したことで、ストーリーの完結感をしっかり描き切りましたね。絵も話も良い。好感の持てる作品です。

川三番地先生のコメント

林田編集長のコメント

ショート作品として、商品として、完成度がすごく高いです。キャラも魅力的、いずれ掲載になっても全然おかしくない出来です。課題は人物の絵だけでしょう。セリフがなくても読者を「おおっ」と言わせる表情を!

林田編集長のコメント
ベストコメディ賞

★惜しくも受賞は逃した最終選考進出作品「INNOCENT GIRL」meraki(21)「マガツカムナキ」黒蜜シンタ(24)「犬が西向きゃ猿は東」服部嘉幸(24)「花谷さんのさよなら」平石桃助(23)「1%の愛~感情認識装置の暴走」秋乃茜(22)「願妄少女」秋元一志(28)「BREAKER」菅野美紀(22)「ステージへようこそ。」遠藤佐助(21)「ケーキ屋さんのあくまさん」都田都(28)

第33回 グランドチャレンジ林田編集長による全応募者作品へのコメントは、5月下旬公開予定!!

次回以降のグランドチャレンジの詳細はコチラ!!

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