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編集部ニュース

2017年08月24日

フランスからの新人賞応募

 

2015年の9月、
フランスのアングレームに
日本の専門学校が漫画学校を開設するというニュースがありました。
アングレームと言えば、国際BDフェスティバルで有名なところ。
来年1月のフェスでは『FAILY TAIL』(週刊少年マガジン)の
真島ヒロ先生が展示会を開催され予定で、
ヨーロッパでもっとも漫画が盛んな土地の一つと言えると思います。
http://www.bdangouleme.com/

BD=バンドデシネはフランスの伝統マンガのことで、
世界でも自国の漫画文化を持っているのは、
BDのフランス、アメコミのアメリカ、漫画の日本だけだといわれています。

そのフランスで、日本の漫画文化を学び、
漫画作家になりたいと考える学生が集うのがアングレームの漫画学校。

先日、そこの講師をしてらっしゃる すねやかずみ先生から、
学生の原稿の持ち込みをいただきました。
すねや先生は23年前、
マガジンSPECIALで『1年C組恐怖会議』を連載されており、
私(編集K)とは、作家と担当編集者という間柄でした。

開校当時から渡仏され、1学年20人ほどの学生に漫画を教えられているとのこと。
アングレームという町は、パリから鉄道で数時間、
地理的にも環境的にも、日本で言うと山梨県あたりという感覚。
ちなみに街に暮らす日本人は3人だけ、すべて漫画学校の関係者だそうです。

学生の年齢は入学時24~30歳くらいで、
学校で学んだ技術を基に、
フランスの漫画業界に就職をするか、
漫画作家を目指すかというのが主な進路だそう。

今回は、少年誌志望の学生の作品を、
月マガの新人賞に送っていただけるとのことでした。
読ませていただいた作品は、
日本の漫画の影響を受けながらも、
独特のエキゾチックな雰囲気が漂っていてフレッシュな印象。
月マガ宛てだけでなく、
少女誌、青年誌志望の学生の作品もあり、
多彩な才能が集まっているようです。

こうして日々、日本で作られた漫画が世界で読者を得て、
今度は作家を目指そうという人が育っていっているんですね。
将来は、私もフランス人漫画家の担当編集としてアングレームに打ち合わせに行けるかも!

そんな楽しい未来に期待しています。

 

 

 

 

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